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樋口裕子

  • 名前:樋口裕子
  • HP⇒ハレルヤ

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オンライン小説&出版本紹介のHP「ハレルヤ-樋口裕子-」のブログ、夢日記や短編小説など書いていく予定です。(コメントの欄に業者の方の宣伝はご遠慮願います)
 我が家のデブ猫達&おやつ&ママの店


フクが寝そべっているのでパチリ。何と後で写真を見たらこの通りのデブ。本当はこんなにデブでもないのだが、寝ると皮がビヤーッと
広がって、まるでモモンガが皮膜を広げているみたいになる。
フクは決してスマートではないが、これはひどい・・・
でも可愛い・・・


食欲の出る簡単焼き餅。だんご粉と水、グラニュー糖を好みに混ぜて、
柔らかめの生地を作りテフロンのフライパンで焼く。焦げ目が薄くついたら醤油をたらす。太ってもいい人はバターを使うとなお美味。

別荘

「ママの店」

何日分かの食料を買いだめしようとスーパーに出かけた。
自宅を出て右側の道路を真っ直ぐ行くと
私がいつも行くスーパーがある。
ここは、食料品以外にも衣料雑貨が揃っていて、
結構大きなスーパーなんだが、店の雰囲気がとても暗い。
それに入り口に常時立っているガードマンが
これまた陰険で、今から買い物をしようという
楽しい気持ちが彼の為に一気にしぼんでしまうのだ。

ちょっと見彼はくたびれた中年男性に見えるが、
よく見るとまだ若い。
ひょっとしたら三十手前かもしれない。
それがこんなに老けて見えるのは、
きっと彼の雰囲気が暗いせいだ。
薄いブルーの制服、制帽を着用した彼は
服の色に溶け込んでしまうくらいに青白い顔色をしている。
そんな彼を見ると、
ああ・・・やはりこの世界は死者の来る所なんだと
妙に納得してしまうのだ。

ガードマンが暗けりゃ客も暗いし、店内の雰囲気も暗い。
蛍光灯の加減かもしれないが、
照明は明るすぎるくらいの白光色で、
まるで末期を迎えた患者の病室か、
あるいは死体安置所を思わせる、良く言えば荘厳さ、
悪く言えば不気味さを醸し出している。

どうやらガードマンは彼一人らしい。、
私もこのスーパーで買い物をするようになって
随分長いが、彼以外のガードマンを見たことがない。
しかし、そもそもこのスーパーに
ガードマンが必要かどうかが疑問なのだ。
客は近所に住んでいる人達ばかりだから、
皆歩きで、車の誘導もいらない。
と言うより駐車場自体がない。
買い物はお金が無くても出来るから、
万引きを捕まえる仕事もない。
つまり彼の仕事は何もない。
それなのに彼がここに存在しているのは、
多分以前ママから聞いた理由によるものだ。
生前の職業や生活習慣を、
忘れることが出来ない人達・・・
考えてみれば私もこんなスーパーで、
買い物をする必要がないと言えば、ない。
食料、衣料、雑貨品すべて必要なものは
ちゃんと自宅にいつも揃っているのだから。
冷蔵庫の中身がカラッポになるのは、
私が買い物に行くという行為をする為に
あえてカラッポにしてくれているだけで、
買い物に行けないときでも、冷蔵庫には必ず何か入っている。
買い物をしたり、学校に行ったり、
かく言う私も、あっちでの生活習慣をこっちの世界にまで
持ちこんでいる者の一人なのだ。

〜つづく 
             
ホームページ上に今までの分を「ママの店13」としてアップしましたので、ご覧ください。

(ママの店12前編) (ママの店12後編)

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2006.07.19. (00:16) 小説 文学 / TRACKBACK(-) / COMMENT(2) /
ハレルヤ

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