つまんない
クーラー修理の為部屋を片付け、ついでにパソコン専用の机を設けた。もちろんパソコンしか置けない広さだ。当然フクの座る場所が無い。「パソコンの上なんかに乗ったら、オカンにコロされるしなあ」つまんない・・・そんな顔をして、この前自分の娘のカリンが入っていた洗面器の中にはまり込んでいた。
夜中に冷蔵庫が死んだ。朝蓋を開けると牛乳は生ぬるく、マーガリンはトロ。冷凍室はプールに変わり、中で肉や魚が浮いていた。
ビリーDISC2八日目太ももがかなり締まって来た。そろそろ3に行こうかな。
1〜57は「続きを読む」の中 「山村さん許してあげて、
みんな悪気は無いの。
ここで行われているのは
正にひとでなしの行為よ、
だから私達も何とか
助けてあげたいと思う
気持ちでいっぱいなの」
私達の為にママが山村に
謝ってくれている。
私には、息子が心配で
いても立ってもいられない
山村の気持ちが分かるし、
自分達がはしゃぎすぎた事は
確かに悪かったと思っている。
でも、私はともかく
中田先生や犬山さん、
涼子さんは山村と
同じくらいの苦しみを
味わって死んでいるのだ。
死と言う物に重い軽いは
無いけれど、
私以外のみんなはもう
死んでしまっているのだ。
ママだってそうだ、
愛する夫に騙されて、
崖から突き落とされた
ママの無念はどうなる。
でも、みんな死んでからも
そんな苦しみを
引きずりたくはないのだ。
だからいつも陽気に
振舞っている。
もちろん私は、
まだ死んでいない
只のビジターだけど、
大事な者を奪われたから、
救出に向かおうとしている
最中なのだ。
ここへは、たまたま
来てしまっただけ。
あくまでも私の目的は
昭日町を取り戻し、
両親やゴンを救う事だけだ。
悪いが、
山村が怒れば怒るほど
笑った事が悪かったと言う
気持ちがだんだん薄れて来る。
でも、そんな気持ちでいるのは
どうやら私だけだったようで、
「すまなかったな、
君の気持ちをもっと考えて
あげるべきだった」
中田先生がそう言って
山村に詫びると、犬山さんと
涼子さんが口々に
申し訳ない、ごめんなさいと
山村の顔を見て謝り始めた。
山村は腕で目を擦り、
首を横に振りたくった。
「いや、俺が感情的に
なりすぎたんです。
せっかくみなさんが助けて
くれようとしているのに、
俺の方こそすみません」
泣いている山村の、
胸にある大きな縦傷が見え、
山村が味わった苦痛と悲しみが
一気に私の脳を直撃した。
私って、何て嫌な
性格なんだろう・・・
「山村さん、ごめんなさい」
私の口から
自然にその言葉が出た。
山村は嬉しそうな顔で
私を見て何度も頷いた。
それでいいのよ・・・
私の頭の中に
ママの言葉が聞こえる。
「さあ、じゃあ別の部屋に
行ってみましょうか」
ママが優しい声で言った。
〜つづく
「ママの店」(激闘編)をHPにUPしました。
別荘「怪談奇談」に
(幽霊屋敷) 連載小説「ドタバタ 新米刑事とベテラン刑事」11話目ブログに書き溜めたものをアレンジしておりますが、
暴力シーンやグロテスクな表現が含まれておりますので
ご注意ください。
出版「ハレルヤ」「ひとでなしの倫理」電子出版「短編集 闇の中の住人」
2007.08.05. (00:19)
小説 文学 /
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