しんどそう
毎日暑い。家の中はクーラーをつけているから暑い訳が無いのに、体がしんどい。猫達も同じなのかゴロゴロ床に伸びている。写真はフク。
ビリーは毎日四時から始めることにしている。こんなにだるいのに、何故かビリーの時には蘇るから不思議だ。もう一ヶ月近いから、結果が気になるが正直痩せてはいない。それどころか筋肉が付いてきて太くなった気がする。今に脂肪が取れてスタイルが良くなるさと信じて頑張っているが、男みたいになったらどうしよう・・・・大丈夫だよね。
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あの時私は予期せぬ光景に驚き、
ドアを開けたまま
ボーッとしてしまい、
子供達の側にいる先生達に
睨みつけられてしまった。
でも今はみんな私の姿なんて
見えていないらしい。
それにしてもこの
不自然な青空・・・
まるで映画の撮影に
使われるセットのようだ。
砂場でトンネル堀をやっていた
八歳くらいの少年が、
いきなり立ち上がり、
足で山を踏み壊した。
「あぁっ、もう毎日
同じ事ばっかでつまんねえよ」
そう言うなり少年は
手にしたスコップを、
隣にいた少女が作っている
山の上にブスッと突き立てた。
たちまち砂山は崩壊して、
少女は火がついたように
泣き始める。
「うっせえ、黙れ!」
少年は何を怒っているのか、
喚きながら、足元の砂を
所構わず蹴散らしている。
少女の泣き声が一層
大きくなった為、
監視していた先生が
やっと気がついた。
一番近くに立っていた
先生が走って来て、
少年を取り押さえようと
腕をつかんだが、
少年は暴れまくり
先生一人では止められない。
応援する為に走って来た
もう一人の先生を見て
私はビックリした。
てっきりここには
女の先生しか
いないと思っていたのに、
やって来たのは
白衣を着た男。
手にした注射器の針先から
薬液が滴っている。
「やめろ、おいらに触るな」
少年は逃げようとしたが、
たちまち注射器を持った男に
押さえられ、
動けなくなった。
いやだあ!
少年の叫びも空しく、
その細い腕に容赦無く
注射針が突き立てられる。
「おい、子供に何をする」
私は止めようと
一歩足を踏み出したが、
「我慢しなさい、
今は見ているしかないの」
ママにいきなり
腕を引っ張られた。
はっと気がついて
後ろを見ると、そこには
ママと中田先生、犬山さんに
涼子さんがいた。
どうやら私一人が
異次元に迷い込んだんじゃ
なかったみたいだ。
〜つづく
「ママの店」(激闘編)をHPにUPしました。
別荘「怪談奇談」に
(幽霊屋敷) 連載小説「ドタバタ 新米刑事とベテラン刑事」11話目ブログに書き溜めたものをアレンジしておりますが、
暴力シーンやグロテスクな表現が含まれておりますので
ご注意ください。
出版「ハレルヤ」「ひとでなしの倫理」電子出版「短編集 闇の中の住人」