オンライン小説&出版本紹介のHP「ハレルヤ-樋口裕子-」のブログ、夢日記や短編小説など書いていく予定です。(コメントの欄に業者の方の宣伝はご遠慮願います)
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トウ? 「ママの店」をお休みしている間、 時々特別番組としてミステリィゾーンを アップしているが、 あの奇妙な話しはみんな私の体験したことで、 決して作り話ではない。 小説を書く為、フィクションだと 思われがちだが、あれらはみんな ノンフィクションなのだ。 よく、目の錯覚などを絵にしたものがあるが、 なるほど同じ長さの棒が背景の色により 片方が短く見えたりする。 目から脳に伝達される情報は、 必ずしも完全ではないと分かっているから、 奇妙なものが見えたとしても、 それは、錯覚なのかも知れない。 でも、「それを見れば必ず知人が死ぬ」 だとかの予知霊を見ることもあるのだ。 だから、不可思議な現象を見たとしても、 それらが全部脳の誤作動とは 言い切れないものがある。 フィクションならそれこそいくらでも 書くことが出来る。 私ら物書きの頭の中は、 小説のことでいっぱいだからだ。 でも、本当にあった奇妙な現象など、 そう頻繁に起りはしない。 だから、ミステリィゾーンは しょっちゅう書けるものではないのだ。 作られた怪談はすぐ分かる。 あまりにも話しが出来すぎているからだ。 たとえば、幽霊を見たとしても、 その瞬間は怖くも何んとも無いのが普通。 一呼吸、あるいはかなり時間が経ってから、 背中にゾクッと冷たいものが流れるものだ。 幽霊と語り合った経験が一回だけあるが、 前もって考えた訳ではないから、 あの時はとんでもなく 馬鹿げた質問をしてしまった。 古びた軍服姿の男性が 自分の寝ている布団の足元に座れば、 それはもう幽霊に決まっている。 幽霊は死んだ人がなるものだ。 それなのに私は幽霊男性に向かって、 「死んだんか?」などとと聞いてしまったのだ。 まあ、そんな訳で、 ミステリィゾーンもなかなか書けないでいるが、 最近また不思議な現象が起り出した。 台所に居る時、後ろに誰かが立つのだ。 それも背中にペッタリとくっつかんばかりの 至近距離にだ。 気のせいだ、忘れようと何度も思ったが、 今日という今日は、絶対誰かが 立っていると確信した。 呼吸する音などは聞こえないのだが、 人がいる強い気配がするのだ。 何かを知らせに現れているのではないかと 思えてならないのだが・・・・ ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.30. (22:49) ミステリィ /
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カスガ。これと言って悪戯もせず、常に我が道を行き、 家人より他人に媚びる逞しい猫。  夏の間からやっていたビリーも このところ忙しくて全然やっていなかった。 その代わり、ダイエットマシンを頑張っているから 大丈夫だと思っていたのだが・・・・ 先日の脇腹激痛は筋肉痛の激しいヤツだったらしい。 あの頃ビリーでいくら頑張っても筋肉痛にならず、 ただグッタリ疲れるだけで妙だなあと思っていたが、 何と今頃 ドド〜ンと襲って来た。 嘘だろうと思った。 もう何ヶ月も前からやっているのに 今頃何で? そんなの信じられないと思った。 でも、筋肉痛・・・らしい。 つまり、若い頃だったらその日のうちか、 翌日にはなっている筋肉痛が、年がいくと何日も後に来る。 私の場合は毎日筋トレを続けていた為、 痛みが潜伏し続けてらしい。 痛みを感じる暇が無かったのだ。 だからやめたとたん、ドド〜ンと襲って来た。 恐るべしビリー! やり始めたら一生やっていないと こういうめに遭うんだ。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・(1) ー闇の中の住人宣伝フラッシュー
少しずつ全作品のフラッシュをアップしていく予定です。 (2) 選択した言葉によってストーリーが変わる、サウンドノベルゲーム。 【クロド】 (注)まだ未完であり、フレームがかかっておりますので 手のマークの押しボタンは二回押してください。 (3) ハレルヤ公式サイト(4) ひとでなしの倫理 (5) ハレルヤ(6) ロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.29. (09:40) 小説 文学 /
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 日中は暑いくらいなのに、夜になるとグンと冷え込む。 今我が家の猫らの間に風邪が蔓延しつつある。 ゴホンゲホンと咳きをする子、クシャミをする子が続出で大変だ。 我々人間も風邪気味だし、これもみんな天候のせいなのかな。 年末が近い、病気だけは避けたいものだ。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・(1) ー闇の中の住人宣伝フラッシュー
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2007.11.28. (23:34) 猫 /
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 十一月も終わりに近づき、 いよいよ本格的な冬が到来しつつあるのだが、 お天気が良いと我が家のリビングは夏の暑さになり、 猫達の天国になる。 私は寒いくらいのほうが調子良く、こういつまでも暑いと 気分が悪くなってしまうのだ。 応募用の「ママの店」も書き終え、 後は見直しのチェックだけなのだが、自分で書いたものを 何度も読み直すというのはかなりの根気がいる。 自分をだましだまし、気分転換をはかりながら少しずつ 読み直しているのだが、 それにしてもこの睡魔との闘いは辛い。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・(1) ー闇の中の住人宣伝フラッシュー
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2007.11.27. (09:40) 猫 /
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ナナ ナナは時々体重計の上に乗り、 「何キロある?」と聞くかのような目で私を見上げる。 「う〜ん、四キロかな」と声に出して言ってあげると、 満足したような声でニャ〜ンと一声鳴くと 何処かへ行ってしまう。 猫の足は冷たい。 どうしてこんなにも冷たくなるのだろうと思い、 ダッコしながら足を掌に包んで暖めてあげる。 体重計も台所の上も、とても冷たい。 猫は寒がりのはずなのに、 そういう冷たいところに何で上がるのだろう。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・(1) ー闇の中の住人宣伝フラッシュー
少しずつ全作品のフラッシュをアップしていく予定です。 (2) 選択した言葉によってストーリーが変わる、サウンドノベルゲーム。 【クロド】 (注)まだ未完であり、フレームがかかっておりますので 手のマークの押しボタンは二回押してください。 (3) ハレルヤ公式サイト(4) ひとでなしの倫理 (5) ハレルヤ(6) ロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.26. (09:38) 猫 /
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ー闇の中の住人宣伝フラッシューhttp://jp.youtube.com/watch?v=sF6x8nkTqeM 少しずつ全作品のフラッシュをアップしていく予定です。 数ヶ月前から娘らとゲームを作っています。 物語形式になっており、選択した言葉によってストーリーが変わる、いわゆるサウンドノベルと呼ばれるゲームです。 私にしては珍しいラブストーリーで、グッドエンディングとバッドエンディングを用意しておりますので、初回作品としてはまあ良い出来ではないかと思っております。 【クロド】と言うゲームです。まだ途中ですが、登場人物の声を私も演じているので、お暇があればご覧ください。 (注)まだフレームがかかっておりますので手のマークの押しボタンは二回押してください。 【クロド】 http://book.geocities.jp/crod_deep/crod-op.html ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.24. (22:35) ミステリィ /
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 田舎に帰った時の話し。 とても不思議なことがあった。 朝8時に出発して伊勢市に向かったのだが、 途中青山に寄り道して行こうと兄が言い出した。 お寺の和尚には12時に本堂に行くと 連絡してあるから、 寄り道してたら間に合わないよと言うと、 まだ2時間もあるから大丈夫だと言い張る。 私は約束に遅れることが嫌いな性分なので、 とりあえず寺に行ってお墓参りもすべて 終わってから、その後行けば良いのにと思ったが、 ボケナスの兄は言い出したら聞かない男なのだ。 で、渋々青山高原に登ったのだが、 なだらかな傾斜の山道で わりと早く上まで上がることが出来た。 頂上にはロゴハウス造りのレストランが一つあり、 私達以外には中年の夫婦らしいのが二組。 自然以外何もない所だが、 祭日ならきっとたくさんの人が訪れるだろうなと 思えるくらい気持ちの良い所だった。 空は青く晴れ渡り、はるか下に 山や谷、町が見える。 気温も低くとても涼しい。 でもいつまでも楽しんでいられない。 和尚との約束があるからと兄を急かし、 早々下山したのだが、 それからがいけなかった。 山から出られなくなったのだ・・・・ 道は一つしか無いので当たり前なのだが、 来るときに来た道と同じコース。 しかし行けども行けども外には出れず、 杉林の中をグルグルグルグル回るだけ。 「何やこれ・・・ 狐に化かされたみたいやなあ〜」 兄も心細い声を出し始めた。 私達以外に車が一台も走っていない。 そのうち天気がだんだん怪しくなって来た。 あれだけ晴れていたのに、 山の天気は分からんなあと兄が言う。 辺りがだんだん暗くなり、 両側にある杉の密林が 激しく不気味さを醸し出している。 車のエンジン音がやたら大きく聞こえ始めていた頃、 またまたよけいなことを 考えてしまったのだ。 ここに来る途中、 白いバンとトラックの衝突事故を見た。 私らの車も白いバン、 あの事故はひょっとして私らではなかったのか・・・ 人は死ぬ瞬間の記憶を無くすらしい。 死の瞬間が恐怖であればあるほど その記憶を脳が抹殺してしまうのだ。 死んだことがわからなくなると、夢を見るように 今さっきまでしていた行動の続きをしてしまう。 つまり私達兄妹はあの事故で 死んでいるか死線を彷徨うかしていて 今異次元の世界をウロウロと 彷徨っているのではなかろうか。 だから山(異次元の世界)から出られないのだ。 そんなことを考えてしまったから、 怖くて怖くていても立ってもおられなくなった。 よっぽど兄に言おうかと思ったが、 兄はさっきから何も言わないし、 何故か喋るのが怖くなって 私も黙ってしまった。 行けども行けども同じ道をグルグルグル、 二人無言のまま時間だけが過ぎて行く。 これは私の想像、 なまじ怖い小説ばかり書いているから 想像力だけは逞しく 自分で恐怖の世界を作り出してしまう。 ただでなくとも不安なとき、 よけいなことを言って兄を動揺させたら ハンドルを切り損ねて崖からピュー[m:246] それこそ本当にオダブツだ。 二人の娘と猫達の顔、 ついでに夫の顔が何度も浮かび、 どうか助けてナンマイダナンマイダ・・・ と心の中で唱えていたら、 いつの間にか見慣れた国道を走っていた。 出れた! と二人で小躍りして喜んだのは 言うまでも無い。 で、早速 和尚に遅れることを電話すると、 (今までずっと圏外で電話が通じなかったのだ) 突然葬式が入ったので 勝手にお参りしておいてくれと言われた。 約束の時間から2時間遅れで有滝(現地)に着くと、 葬式に行く人で狭い道は溢れかえっていた。 まあ和尚は来てくれなかったけれど、 無事墓参りをすませることが出来たのだが、 あれはいったい何だったのだろう。 何とも不思議な墓参りだったなあ・・・ 生きて帰れて本当に良かった。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.23. (23:19) ミステリィ /
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クロ ーアボカド考ーアボカドと言っても果物の話しを書きたいのでは無い。 「ママの店」に出て来るキャラのあだ名だ。 私の書いている連載小説「ママの店」を 読んでくださっている方には分かると思うが、 初めて「ママの店」にやって来た彼が注文した飲み物が アボカドジュースだった為に、このあだ名がついた。 彼はいわゆるクレーマーで 「自分は客だ!」を意識しすぎる人。 クレーマー氏は私の知り合いにいて、その人が アボカドのモデルになったのだが、 アボカドと同じように、 そのリアルクレーマーも家族から見放され、 孤独な毎日を送っている。 『社長を出せ!』と言う クレーマーに関する本が出回っているくらい、 世にクレーマーは結構蔓延っているのだ。 我が娘も来年は四年生。ボチボチ就職活動を始めている。 先日リクルートスーツを買いに行ったのだが、 娘が就職した時クレーマーに遭遇したらどうしようと、 ふと思ってしまった。 娘はパソコン関係の職種に就きたいと思っているので、 営業販売に回されたら十分クレーマーに遭遇する恐れがある。 クレーマーは女性社員を馬鹿にしており、 「あんたでは話しにならん。男の社員を出せ」とすぐに怒鳴る。 そこで、その女性がクレーマーの意に逆らったとしたら最後、 大変な事になるのだ。 クレーマーは女とて容赦はしない。 それどころか自分より弱い立場の人間を好むから 女性社員は格好の餌食となる。 いったん火がついたら、いくら説明、謝罪をしても そう簡単には収まらない。 クレーマー本人が納得するまで延々と続くのだ。 私の知り合いクレーマー氏は 家電の修理に来ていた人のちょっとした態度に腹を立て、 本社に電話をかけまくり、自宅に上司を呼びつけて 正座させたまま四時間に渡り怒鳴り続けた。 その間クレーマー氏の妻と子は奥の部屋にいて、 まだ小さい子供は母親にしがみ付き泣いていたそうな。 そんな事が度々あるし、 もちろんクレーマー氏は妻や子にとっても いつ爆発するか分からない不発弾。 奥さんは離婚を考えているが、 クレーマーと言うのは大変執念深く、 逃げたら地の果てまで追いかける性質を持っている。 それに自分があちこちに敵を作り、 恨まれていることを知っているから、 何が何でも家族にしがみつこうとする。 離婚も容易ではなさそうだ。 「別れたかったら死ぬしかないのね・・・」 奥さんの一言が忘れられない。 私も娘と買い物に行った時、 店員さんの態度が悪かったりしたら、 文句の一つも言いそうになる。 でも、今ここで文句を言えば 店員さんも私も気分が悪くなると考える。 折角の楽しい一日が台無しになってしまうのだ。 だから言わない。 接客が悪かったら、いずれ誰かに注意されるだろう。 その注意する人は何も私でなくてもいいはずだ。 ずるいかもしれないが、 気分が悪くなるような事だけは 避けて通りたい。 リアルクレーマーさんの威力は物凄い。 彼のような人になりたくないと思ったら、 少々のことでは腹が立たなくなってしまうのだから。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.22. (11:46) 小説 文学 /
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ー現実と非現実ー ママの店の主人公『豊』について考えてみた。 昭日町は豊の夢と、 死んだもの達が集まる異次元の 世界が合流したところに出来た町だ。 豊は昭日町で死者達と巡り会い、 そのまま居ついてしまう。 昭日町に居ついていると言う事は、 我々がいる世界から考えると、 ずっと眠りっぱなしだと言う事になる。 しかし、眠ったままで 食事も水も摂らないでいたら、 豊はもうすでに、完全に昭日町の 住人になってしまっているはずで、 それが未だビジターだと言う事は、 植物人間になって、人工心肺などで 生かされている状態なのか、 あるいは豊の時代には 人間の冷凍生存が確立出来ていて、 冷凍保存されているのかも知れない。 もしそうだとしたら、 豊は解凍されない限り、 目覚める事は無いのだ。 ママの店に出て来る中田医師には、 移植問題が絡んで来る。 それも生体移植だ。 生活反応のある内臓を移植に使用するとしたら、 冷凍技術が必要になって来る。 そう考えると、豊は現状何らかの事情で 冷凍保存されている可能性が出て来る。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.21. (10:35) ミステリィ /
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ーこんな夢を見たー 私の両親は亡くなって、今はもういない。 それでも時々見る夢の中には、 まだ生きているかのように出て来る。、 それはきっと私の潜在意識が、 両親の死を認めていないからだ。 私は父と母の臨終に立ち会っており、 肉体から空気が抜けるように 息を引き取った瞬間を見ている。 斎場に行き、遺体がボイラーの中に 入っていくのも見ているし、 出来上がったお骨を壷に収めもした。 それでも、私の潜在意識の中では、 未だに両親の死を認めていないのだ。 こんな夢を見た。 私は入院しており、外来にまで 主治医の診察を受けに行っている。 診察は簡単な問診だけで済んだのだが、 次に入って来た男性患者の様子が おかしかった。 顔色が悪く息も絶え絶え、 しかも大怪我をしているのか、 夥しい血が白いワイシャツの胸元に 広がり始めている。 しかし、医師も看護師も、 ただ黙って見ているだけで、 手を差し伸べるどころか、 声すらかけてやろうとしない。 「あの、この人自分では 立ち上がれそうにも無いように 思うんですが」 私は看護師と医師の両方の顔を見て そう言ったが、二人とも何も言わず、 ただ黙ってつっ立ったまま。 「あの、このまま放っておくんですか?」 もう一度言うと、 看護師は冷たい目をして、 「○○さん、早く先生の前に 座ってください」と言った。 冗談じゃない、こんな重症の患者に 早く座れだなんて・・・ ○○さんはとうとう口から ゲホッと血を吐き出した。 こんな状態だったら椅子より むしろ担架が必要だろう。 「ちょっと、看護師さん、先生、 何とか助けてあげてくださいよ」 でも、二人とも全然聞いていなくて、 何やらひそひそ会話を交わしている。 ○○さんはとうとう胸を掻き毟って 床に倒れてしまった。 「大丈夫ですか?」 私は慌てて○○さんを抱きかかえようと しゃがんだのだが、 ○○さんの口からゴボッと言う音とともに、 大量の血が溢れ出て、 私は胸の辺りにしこたま ○○さんの吐き出した血を 浴びてしまった。 どうしよう、と思っていると、 「あぁ、もうっ、 さっさと病室に帰らないからよ」 いきなり看護師が怒ったような声を出した。 「なんだ、その言い草は。 あんたらがこの患者を見てやんないから、 私が手を貸してあげたんじゃないか。 どうすんだよ、この人死にかけてるよ」 いくら憤慨しても、 私の言葉など全然聞いていないようで、 「馬鹿じゃないの? そんなにパジャマを汚しちゃって。 病気が悪化しても知らないからね」 看護師が咎めるような目をする。 医師も顔をしかめ、 看護師に私を病室に連れて行くように 言った。 私は○○さんはどうするの? と言いかけたが、いつの間にか ○○さんの姿が消えている。 「ほら、早く病室に戻らないから こんなに血を吐いちゃったでしょ?」 看護師が今度は 憐れみを含んだ声でそう言った。 「○○さんは・・・」 私がそう言いかけると、 「はい、○○さん診察はもう終わりましたからね。 早く部屋に戻ってください」 医師は私にそう言ってから看護師に、 「あ、歩けないだろうから 寝台車持って来てあげて」と言った。 ○○は私の名前だったのだ。 部屋に戻ってから看護師に パジャマを着替えさせられている間も 私は何か納得出来ないでいた。 私は○○さんを確かに見ていたし、 苦しんでいる○○さんを抱きかかえてあげた。 この血は○○さんの血であって 絶対私のでは無い。 じゃあ、○○さんは何処に消えた? ○○さんが私なら、 この血は私が吐いたものなのか? 「はい、これでいいわよ。 じゃあ、後で点滴を持って来ますから ちゃんと横になっていてくださいよ。 ○○さん」 看護師は私の汚れたパジャマを持って 部屋から出て行った。 何か変だ、きっと病院の連中は 私の頭をおかしくさせようとしているのだ。 そう確信した私は、両親に電話して、 何とか迎えに来てもらわねばと、 病室の窓際に置かれた電話をかけに行った。 出窓の所にプッシュ式の電話が置かれてある。 私は受話器を手にとり、 慎重に数字を押し始めた。 市外だから0798その後は65・・・・ 最後の0をプッシュして待ったが、 呼び出し音が鳴らない。 おかしいなと思い、一度受話器を置いた。 もう一度耳に当てると、 繋がっている証拠にツーッと鳴っている。 もう一度最初からプッシュし直したのだが、 やっぱり呼び出し音は鳴らないのだ。 頭の中に薄暗い台所が見えた。 台所に置いてある 白い電話の側に父がいて、 電話を見ながらしきりに首を傾げている。 音は鳴っていないのだが、 何か気になるといった感じだ。 「お父さん、受話器を取って! 私が電話をかけているの」 私はその自分の叫び声で目を覚ました。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.20. (14:06) ミステリィ /
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 ー黒いパンプスー 小説三昧の毎日では、 どうしても運動不足になってしまうので、 運動の為に近所にある美容サロンの ダイエットマシンを毎日40分利用している。 続けてもう3ヶ月になるが、 おかげで座りっぱなしでも腰痛にならない。 ところがだ、またまたこのサロンで 奇妙なものを目撃してしまったのだ。 そのサロンはマシンが通路を挟んで両側に4つある。 通常はマシンにある二枚のペタルの上に裸足で乗り、 振動レベルを自分で設定して 下半身の筋肉のマッサージをするのだが、 足ばかりではなく、かがんで膝を突き、 両手をペタルに置いて肩などのマッサージをする事も出来る。 まあ、肩凝り性の私が考えそうなワザだ。 昨日も両手を置いて振動させていた時、 背後の通路を歩く足が視野の中に入った。 黒いパンプスを履いている女性の足だから 従業員の人だと思って気にしなかったのだが、 あんまり何回も行ったり来たりするので これは私が手を置いているのに何か文句でもあるのかと思い、 鬱陶しい気持ちで振り返った。 ところが・・・誰もいないのだ。 確かに足が見えていたのに消えてしまった。 マシンを利用しているのは私だけで、他に客はいない。 薄い壁一つ隔てた向こう側に従業員の女性が一人だけいる。 その時、いきなり 従業員の女性が履いていた靴を思い出した。 いつも同じ靴なので覚えてしまっているのだが、 確かに彼女は、今日も足首まですっぽり包む形の 半ブーツを履いていた。 それじゃさっきから何回も 私の後ろを通っていた黒いパンプスは誰? しかも振り向いたら消える・・・ 気もソゾロになって、それでもマシンに乗りながら、 意識は背後の通路にあった。 何とかもう一度確かめてみたいと思っていた。 こういう時って、 怖いから帰ろうなんて絶対思わないのが不思議。 それよりも確かめたいと言う好奇心が先に立つのだ。 で、また跪いて顔は前、意識は背後と言う状態で マッサージを続けていた。 マシンの振動音はかなり大きく、 靴音は聞こえない。 全身の神経を背後に集中させていると、 やって来たのだ右方向から、ゆっくりとした足取りで 黒いパンプスを履いた足が。 息を飲み込んだとたん、初めて背筋が寒くなるのを感じた。 しかし、見たいと言う思いが強く 私は体を起こして振り向いた。 とても汗をかいていた。 今はもう汗なんてかかない季節なのに、 脇がじっとり汗ばんでいた。それも冷や汗。 あの人は足だけで私の後ろを歩いていたのだ。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.19. (10:25) ミステリィ /
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 ー浮遊する思考ー 夕方何もする気が起らなくてポケェ〜としていたら 妙な考えが浮かんだ。 「四次元て何だろう?」 一次元は点、二次元は縦と横の世界。 三次元は縦横に高さが加わる。 今我々が生きている世界は三次元。 じゃあ四次元と五次元は存在するのか?と言う話し。 四次元は三次元に何かがプラスされた世界だと言う説がある。 その何かとは「時間」だと言われているが、 それは本当か・・・って考えていたのだ。 一次元は点だと言うが、点も拡大すれば縦横と高さが存在する。 だから正確に言えば、限りなくゼロに近い三次元を 一次元と呼んでいることになる。 二次元も同じで限りなくゼロに近い三次元。 じゃあ、完全な一次元とは何か、 それは光によって作られる一次元、つまり光の点。 で、完全な一次元から作られた二次元が 四次元となるのではないだろうか。 そして完全な三次元が五次元になる。 要するに固体の無い二次元が四次元で 固体の無い三次元が五次元になる。 縦と横だけの世界は紙の上に描かれた絵の世界。 そこに固体が存在しなければ、 紙の裏側の世界にも行ける。 もちろん平面は地面に平行してだけ存在するとは限らず、 水平にも、斜めにも、上空にも存在する。 その裏表を行き来出来るとなれば、 三次元に住んでいる我々の目にはどう見えるのだろうか。 多分目撃されにくいだろう。 しかしそれは「されにくい」だけであって絶対では無い。 だから時々 「普通に考えたら見えるはずの無いもの」が見えたりする。 それが四次元の世界。 五次元となるともっと複雑になる。 縦と横と側面の世界の裏表を行き来出来るのだ。 そこはどんな世界なんだろう、 パラレルワールドの世界なんだろうか・・・ なんて そんな変なことをずっと考えていたのだ。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.18. (21:30) ミステリィ /
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ー白い影ー 夕方一人で留守番している時お風呂に入った。 風呂場に窓でもあれば空でも眺めているところだが、 マンションの我が家の風呂には窓が無い。 湯船につかってぼんやりとしていたら、 視野の中にある鏡が 白く光っているのに気がついた。 鏡はドアが映る位置にあるから、 そのドアが光っているのだと思った。 風呂場のドアにはめ込まれた樹脂ガラスは 向こう側に人が立つと白く見えるのだ。 てっきり娘が帰って来たのかと思い、 ドアの方を向いて 「お帰り」と声をかけたが返事が無い。 しかし白い影が完全な人型を作っており、 そこに誰かがいるのは間違いないのだ。 その時は不思議と怖くは無かった。 ただもうそれが誰なのか確かめたい思いが強く、 急いで湯船から上がり バッとドアを開けた・・・が、 そこには誰もいなかった。 風呂場の外は洗面所、 そちら側にも廊下に出るドアがあるのだが、 ピッチリ閉まっており人が出入りした感じが全くない。 それどころか 誰も帰って来てはいなかったのだ。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.17. (09:23) ミステリィ /
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ー闇に浮かぶ黒い箱ー  昨夜照明を消して さあ寝ようと布団に横になった時、 左横の床から一メートルほど上に、 大きな横長の黒い箱のようなものが浮かんでいるのに気がついた。 照明を消しても全くの闇にはならない。 窓からの明かりで部屋の中が見えている。 だからその箱も、しっかりと そこに存在しているのが分かるのだ。 不思議な気持ちでじっと見ているうちに、 箱はだんだん薄くなって消えてしまったのだが あれはいったい何だったのだろう。 この日記を書いている今フッと頭を過ぎったのは、 棺桶・・・しかも色は黒。 これはもう怖すぎる。 人間の脳は、ちょっとした事で誤作動をおこし、 見えないものが見えたり、聞こえない音が聞こえたりする。 だから、昨夜のアレも 脳の疲れから見た幻影なのかも知れないのだが。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.16. (08:57) ミステリィ /
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恐怖のサンマ 今日はサンマにしようと思い いつものスーパーに行った。 そのスーパーは安いし鮮度も良いので、 少し家から遠いけど、よく行くのだ。 鮮魚のコーナーにサンマを見に行くと、 頭と尻尾を切り取ったサンマが 普通のサンマと一緒に並べられているので、 何でこんな変な事をするのかなあと思った。 頭と尻尾がついていてこそサンマは美味しいのだ。 別に頭や尻尾をガリガリ齧る訳ではないが、 サンマは一匹丸ごと焼いて食べるのが美味しい。 サンマはプラスチックのトレーに 三匹一緒にパックされていた。 それを二つ買い、 家に帰って冷蔵庫に入れようとした時、 トレーが傾いて サンマが三匹一緒に トレーから頭を突き出した。 固い嘴が包んであったラップを突き破ったのだ。 三つの頭がザッと音を立てて出て来た瞬間、 私は悲鳴を上げてトレーを落としかけた。 娘が何事かと飛んで来たので、 私は恐々もう一度トレーを傾けた。 さっきと同じように 三つの頭がザッと音を立てて出て来たのを見て、 娘も真っ青になってしまった。 頭と尻尾を切り取ったサンマにはやはり 意味があったのだ。 私はそれからずっと食欲が無い。 これからサンマを食べようと思っている方、 ごめんね。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.15. (09:51) ミステリィ /
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応募小説にかかりきりで、FC2の方を更新しないでいたら広告をバッチリとはられてしまった。 久し振りに見てビックリ。 これからはしばらくミクシイに書いている奇妙な出来事を抜粋して書いていくことにします。  ー赤い服ー 私の部屋はリビングに隣接した和室で、 ベランダ側の窓際に机を置いている。 机の右側はリビングとの仕切りとして 襖が付いているが、 寝る時以外は大抵全開にしている。 閉めると誰にも邪魔をされない 私だけの空間が出来るのだが、 いかんせん私は閉所恐怖症なのだ。 余談だが数年前、ちょっとした病気で MRI(レントゲンみたいな物) のドームに四十分も入れられた事があり、 恐怖で死にそうな思いをした。 仰向けに寝たまま ドームの中に入って行くのだが、 四方を筒状の壁に囲まれた 狭い空間は私にとって 恐怖以外の何物でも無い。 まあ、そういう訳で いつも部屋の襖を 開けっぱなしにしているのだが、 このあいだから時々 赤い服を着た人(多分)が 私の右横に 立つのだ。 私は毎日朝からパソコンに向かい、 小説を書いているが、 昼あたりになると いつの間にか 赤い服が横に来ている。 しかし、 見ようとすると消えてしまうのだ。 つまり視野の中にしか入らないと言う事。 まあ、パソコンのやりすぎで 目がおかしくなっているのかも知れない。 目は脳に直結しているのだから、 脳が疲れていると、 ありもしない物が見えたりするのだろう。 それ以後も時々赤い服は、私の横に現れたが、 気にしないと思うと不思議なもので、 そのうち何とも思わなくなってきた。 話しは娘に飛ぶが、長女は私の隣の洋間、 次女はそのまた隣の洋間を自分の部屋にしている。 次女が夕食の準備をしている時 「何か最近、おかしな事があるねん」と言い出した。 次女の話しをゆっくり聞いてやりたくても、 長女も私も食事時は忙しい。 人間だけじゃなく、 猫達のご飯も作らねばならないのだ。 次女には悪いが いいかげんに聞いて フンフンと相槌だけ打っていたのだが・・・ 「でね、あんまり気持ち悪いから キーボードを打つ振りをしながら ドアの方を意識していたんだけど、 赤い服を着た人の 首から下の部分がスーッと現れてん」 赤い服 ? 赤い服がドアから見ている・・・ それじゃまるきり私が見たのと同じじゃないか。 「実はな、私の部屋にも その赤い服の人が覗きに来るねん」 私がそう言ったので、 もう晩御飯の用意どころじゃ無くなった。 「ちょっと二人とも止めてよ、 私は一人で寝てるんやからね」 と長女は恨めしそうな顔をして言ったが、 ひょっとしたら長女の所にも ちゃんと赤い服の人は行っていて、 ただ本人が気がつかないだけなのかも 知れないのだ。 赤い服を着た人はいったい誰なのだろう、 心当たりは全く無いのだ。 ・・・・・・・私サイトへのリンク・・・・・・・ハレルヤ公式サイトひとでなしの倫理 ハレルヤロバの耳FC2が見れない時の別荘
2007.11.14. (21:19) ミステリィ /
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